雨のドライブを安全に楽しむ方法

2019/05/31

雨の日の運転が怖い、苦手と思う原因のひとつに、視界不良があります。晴れの日とは違い、見えにくいことが心理的に不安を大きくします。安全面を向上して不安を払拭するためのサポートの役目を果たすのがカー用品の存在です。

窓ガラスの汚れは損するだけ。綺麗を保ってセーフティドライブ

まだ運転に慣れていない頃、雨が降るとクルマを運転することがおっくうになっていました。改めて今振り返ると、運転が怖かった一番の理由は、晴れの日とは違う運転席からの視界。晴れていれば周囲の情報は自然と入ってくるのに、雨が降ると雨粒に視界がさえぎられ、いつもよりも入ってくる情報が少ないので心理的に不安が膨らみます。それが「雨の日の運転が怖い」につながっていたのだと思います。

そんなときに出会ったのがカー用品。雨を弾く撥水コート剤をフロントガラスに塗っただけで、雨粒をフロントガラスから気持ちよく弾き、視界がとても良好になりました。たったそれだけなのに「雨の日の運転が怖い」という気持ちが和らぎました。

さらに雨天時の夜の走行。雨の日の夜は、対向車の光に照らされて窓ガラスがギラギラして光り、見えにくいことに不安を感じていたのですが、それは油膜が窓ガラスに付着していたことが原因でした。そこで改めて、窓ガラスの油膜を取り除く除去剤で、汚れを落としてから撥水コート剤を施行。そうしたらぐっと、雨の日の運転が楽になりました。

フロントの窓ガラスの汚れだけでなく、ドアミラーの汚れも同様。晴れでも雨でも、天候に左右されることなく、クリアな視界をキープすることは安全にクルマを走らせるための必須条件。見え辛いと我慢していることは大きな損です。

ワイパーのゴム部の汚れ、ゴムの劣化もチェック

雨の日のドライブも窓ガラスのちょっとしたホコリをとるときもワイパーは必需品。ワイパーのゴムと、ワイパーブレードは消耗品なので、早めの交換が安全に雨の日ドライブを楽しむコツのひとつ。ワイパーを作動させたときに、窓ガラスにスジ状の拭き残しができたら、ワイパーのゴム交換時期です。ワイパーブレードは、おおよそ2年に1度の交換が目安。

またワイパーはゴミやホコリが溜まりやすい場所なので、ワイパーを使う前に水で濡らし絞ったタオルで拭き掃除を。ワイパーのゴム部が汚れたままだと、ワイパーを使ったときに窓ガラスに汚れを塗り込むことになるので定期的な掃除もポイントです。

滑りやすい!と感じたら、早めのタイヤチェック

雨の日の運転が怖い、苦手……と不安に感じる理由は、視界不良と同時に、滑りやすい感覚もその理由。タイヤがぐっと路面を捉えている感覚が薄れて、すー……とタイヤが滑る感覚が伝わってくると、不安な気持ちが大きくなります。とくに雨で塗れたマンホールの上や横断歩道などの白線の上に乗ると滑りやすさを感じるはずです。さらにタイヤが摩耗していたり、劣化しているとより滑りやすくなります。タイヤの模様=溝は、路面とタイヤの接地面の間に入り込んだ水を出すための排水溝の役目をしています。タイヤの溝が減ってくると排水力が低下するので滑りやすくなるのです。

またタイヤの溝はまだ充分にあるのに、滑りやすいと感じている方は、タイヤが劣化していることが原因かもしれません。使用状況や保管状態によって、タイヤが古くなり劣化していると、路面を捉える力が低下してしまうので滑りやすくなります。心配な方は一度、カー用品店でタイヤチェックをしてもらうことをおすすめします。

良好な視界の確保と、タイヤの健康。この2つは雨の日のドライブを安全に走行するために欠かすことができない重要なファクターです。

文・鈴木珠美

カーライフアドバイザー&ヨガ講師。出版社を経て車、健康な体と心を作るための企画編集執筆、ワークショップ、イベントなどを行っている。女性のための車生活マガジン「beecar(ビーカー)」運営。