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レーシングドライバー新田守男さんに聞く!「カー用品の選び方指南」マイカーを自分好みに変えられる!それがアフターパーツの魅力です

新田 守男2019/12/13

レーシングドライバー新田守男さんに「タイヤの選び方」を教わるシリーズ、第6回は、アフターパーツについてお話を伺いました!


マイカーはアフターパーツ一つで見違える

――アフターパーツというと、クルマ好きな人が手を出すものというイメージがあって、一般ドライバーには無縁な気がしてしまうのですが…ズバリ、アフターパーツの魅力って何でしょうか?――

一言で言えば、マイカーを自分好みに変えられること。クルマというのは、多くの人が乗って問題がないようにつくられているものだから、買ったままの状態では、乗り心地やドライブフィーリング、細かいデザインなどが、自分の好みに必ずしもフィットするわけではないんですよね。たとえばドライブフィーリングでいえば、セダンやコンパクトカー、軽自動車に乗っている人が、今のクルマのままで、もうちょっとスポーティな走りを楽しめたらいいな、と思うこともあるはず。そんなとき、スポーツ性能に優れた“スポーツタイヤ”に履き替えると、それだけでも、操縦安定性やハンドリングのレスポンスといったスポーツ性能が向上し、クルマが意のままに動いてくれるようなフィーリングを楽しめるようになります。

多くの人が、マイカーに対して「もっとこうだったらいいのに」と思いながらも「仕方がない」「こんなもんだよね」とあきらめて乗り続けているけれど、それって、すごくもったいないこと。ドライバーのみなさんには、アフターパーツによってクルマは見違えるということを、ぜひ知っておいてほしいです。

外見のイメチェンから車酔い防止、安全性の向上にも有効

――アフターパーツにがぜん、興味が湧いてきました。他にはどんなことを変えられますか?――

それはもういろいろあるけど、たとえば、見た目はホイールを替えるだけでガラッとイメチェンできるし、マフラーを替えれば、見た目がカッコ良くなるだけでなく、排気音も気持ちいいサウンドに変えられますよ。あとは、乗り心地。ソフトな乗り心地のクルマは、車体がふわふわするので、かえって車酔いしちゃう人もいますよね。その場合、サスペンションを替えて足回りの剛性を少し高めにすると、フワフワがおさまって車酔い防止にも期待できます。

ライフスタイルによっては、ブレーキパッド交換もおすすめです。ブレーキパッドは、ブレーキをかけると温度が上昇して、高温になり過ぎるとブレーキが効きにくくなる、あるいはまったく効かなくなる「フェード現象」が起きることがあるんです。ブレーキパッドが制動力を発揮できる温度の範囲を「適正温度」といって、一般的な純正パッドは300度まで。サーキット用は、連続フルブレーキにも耐えられるよう800~900度までになっています。「一般道を走る分には、純正で問題ないんじゃないの?」と思われるかもしれませんが、たとえばフットブレーキを多用する山道の下り坂では、パッドの温度が400~500度に上昇することもあって、熱に弱いパッドでは危険。山間部に住んでいる人や、アウトドアが趣味でアップダウンの多い山道をよく運転するような人は、安全対策としても、適正温度が高めのパッドに交換することはアリですよ。

「プロジェクト・ミュー タイプPS」ストリートスポーツ走行に求められる制動力と、低ダスト、低ノイズを両立。ペダルタッチとコントロール性能も高く、軽車両から重量車まで対応するワイドレンジモデル。

アフターパーツはプロに相談しながら選ぶべし!

――アフターパーツを取り入れることで、マイカーの可能性がぐんと広がりそうですね!ただ、種類がたくさんあって、自分に合うのを見つけるのは大変そう…――

基本的には、自分が好き、楽しい、気持ちいい!と思えるものを選べばOK。…とはいえ確かに、たとえばブレーキパッド一つをとってもいろいろあるし、チョイス次第ではクルマの性能を下げてしまうこともありうるから、そんなときこそ、プロを頼りましょう。ショップのスタッフさんに「こういうところが気になるから、もっとこうしたい!」と要望を伝えて、相談しながら選んでみてくださいね!

新田 守男(にった もりお)/レーシングドライバー

1986年に富士フレッシュマンでレースデビュー。それ以降、‘90年全日本ツーリングカー選手権でチャンピオン、’94年より全日本GT選手権(現SUPER GT)で活躍を続け、’96、’99、’02年全日本GT選手権でクラスチャンピオンを獲得。2019年はK-tunes RC F GT3で参戦中。今期は開幕戦岡山、第3戦鈴鹿で優勝し、GT300通算最多優勝記録を22勝に更新。名実ともに記録を築いてきた「ミスターGT300」。