クルマの楽しみ方みつかる週刊カーライフ

新しい発見がきっとあるカーライフにまつわるコラム集。
毎週更新中!

カテゴリー

シリーズ一覧

  • あれコレ気になる
    カーグッズ
  • カー用品選び方
    指南
  • 365日、
    ドライブ日和
  • カー用品店の楽しみ方、
    付き合い方
  • シリーズ以外の
    コラム
週刊カーライフTOPへ

執筆者一覧

  • カーグッズ
    マガジン編集長
    倉嶋 源
  • レーシング
    ドライバー
    新田 守男
  • カーライフ
    アドバイザー
    鈴木 珠美
  • 様々な分野で
    活躍する
    達人たち
週刊カーライフTOPへ
シリーズ選択
執筆者選択

カーグッズマガジン編集長の「あれコレ気になるカーグッズ」保険さまさまの我が愛車人生

倉嶋 源2020/06/19

クルマ生活応援マガジン、Car GoodsMagazine(カーグッズマガジン)の倉嶋編集長のコラム。カー用品からアウトドアグッズまで、クルマ生活に関連するあれやこれや気になるカーグッズをピックアップ。今回は編集長が考える自動車保険についての考察です。


ダイレクト型24時間対応に救われる

8月のお盆休みに、大渋滞の阪神高速で一時避難するの図。運良く路側帯に避難できているように見えて、実は50mほど手押しで移動させた後だったりします

思い返せば、保険さまさまの愛車人生です。ちょうど自分だけのクルマを持ち始めた頃にダイレクト型任意保険が登場し、それ以来、顔の見えないコールセンターのお兄さんお姉さんに救われ続け、ほうほうのテイで生き長らえてきました。
代理店型の保険だと、なかなかこうは行きません。運転したがりの若い時分は、睡眠時間を削っての夜討ち朝駆けが専らだったりします。こんな時間帯に顔見知りの担当者に助けを乞うのも気が引けますからね。
それが、ダイレクト型なら24時間対応。だからこそ、いざという時のホットラインを手にし、無茶に拍車が掛かることになりました。専ら乗っていたクルマは、ノーフューチャーなポンコツ揃いです。体力が続く限りに走り続けるような過酷な運航は、得てして車両トラブルを招きがち。無理を強いるのですから当然の報いでもあります。

多いときで数ヵ月に1度、少なくとも1年に1度は無償搬送のレッカーサービスを利用させてもらい、今に至ります。怖いことにこの習慣は、途切れることなく四半世紀ほど続いています。金額換算すれば、きっちり保険料の元を取っているどころか、足さえ出るかもしれません。まあ厄介な客だと我ながら自負しておりますが、決して悪意はありません。
利用回数の制限もなく、等級に変化もなしというこの手厚いサービスは、ダイレクト型保険が先鞭を付けたと思います。宿泊費も含む帰宅費用や、修理後の搬送サポートまで含まれるとあっては、もうありがたすぎてアタマが上がりません。

阪神高速で…伊勢湾岸道路で…レッカー搬送を振り返る

事実、遠征時にも、幾度か窮地を救われました。真夏の炎天下、灼熱地獄で大渋滞の阪神高速でエンストをぶっこいた時は、折しもお盆休みの真っ最中。キャブレター式の旧型イタリア車ゆえに当然正式ディーラーにもそっぽを向かれるなか、レッカー業者はあきらめもせず、つてを辿って受け容れ可能な搬送先をあたってくれました。ようやくたどりついた東大阪の薄暗いガレージで、メカさんが燃料ポンプをコンコンとノックすると、ウソのようにエンジンは復活! その瞬間まで一緒に見守ってくれたレッカーマンとの熱い握手はいまだに忘れられません。

他方、年の瀬が迫った真冬に伊勢湾岸道路で突然駆動力を失った時は、さすがに現地復旧が叶いませんでした。なにせ、40年ものの古いフランス車。しかも九州に自走で向かう途上だったりもする、今思い返してもどうかしている所業です。
それでも、手厚いロードサービスは、搬送サポートだけじゃないんですね。この時は正規ディーラーが受け容れてくれたので、入庫後すぐにレンタカーを手配してくれ、その足で九州まで向かうことができました。日をまたいでの行軍でしたが、もちろん宿泊費も出ます。レンタカー返却がてら再度立ち寄ってもいまだ修理中の難工事でしたけど、後日の修理完了後に再度現地へ赴く必要はなく、レッカー搬送で東京まで運んでくれて一件落着。この時ばかりは、手を合わせて御礼申し上げました。誰にということもなく、です。

もちろんサポート費用にも上限はありますので、全額無償というわけにはいきませんけど、それでもサポートがない状況を考えると心底ぞっとします。時を前後して、保険費用の節約のために車両保険をケチったクルマが車両盗難に遭う憂き目を見ることになり、車両発見後のリカバリーを全て手前で対処する事案も発生します。「これで保険がなかったら…」をまさに実践することになるのですが、それはそれで別の機会にお話しましょう。枕を涙で濡らす日々だったのでね、到底ことのついでには語れません。

文中にはありませんが、深夜の高速道路で、電源オールブラックアウトという危機的状況もありました。レッカー業者さんにひと晩預かってもらって事なきを得ています。

12月の早朝、伊勢湾岸道路での搬送シーン。東京から九州まで向かう途上、序盤における思わぬ失速でした。

実はわずか2週間ほど前のワンシーン。20年越しの恒例行事だけに、すっかりレッカー搬送慣れしてしまいました。

文・倉嶋 源

カーチューニング誌での丁稚奉公、新車雑誌での下働きを経て、2007年よりカー用品専門月刊誌・カーグッズマガジンの編集長を襲名。雑誌業界歴20年超の大半を通じ、オートアフターマーケット業界に身を捧ぐ。