クルマの楽しみ方みつかる週刊カーライフ

新しい発見がきっとあるカーライフにまつわるコラム集。
毎週更新中!

カテゴリー

シリーズ一覧

  • あれコレ気になる
    カーグッズ
  • カー用品選び方
    指南
  • 365日、
    ドライブ日和
  • カー用品店の楽しみ方、
    付き合い方
  • シリーズ以外の
    コラム
週刊カーライフTOPへ

執筆者一覧

  • カーグッズ
    マガジン編集長
    倉嶋 源
  • レーシング
    ドライバー
    新田 守男
  • カーライフ
    アドバイザー
    鈴木 珠美
  • 様々な分野で
    活躍する
    達人たち
週刊カーライフTOPへ
シリーズ選択
執筆者選択

【愛犬とドライブ1】お試しドライブのすすめ

土屋 みき子2020/07/31

愛犬を迎えてから楽しみにしていたドライブ。車内での待機方法や緊急事態の対応方法など、先輩飼い主さんやドッグトレーナーさんのアドバイスを参考に、実際に私が取り入れて成功した方法やアイテムをご紹介します!


重要なのは愛犬をどこにどうやって乗せるか

私の愛犬は現在16歳になるミニチュア・シュナウザーのノア。彼女との初ドライブは、1歳を迎えたある晴れた土曜のことだった。ロングドライブの予行演習として、プチドライブを決行した。コースは家から川沿いの道を通り、芝生のあるドッグランへ向かう往復約30分。途中には若干のカーブもある。私は彼女の様子が見たくて、当時使っていたベッドを助手席に乗せてノアにはハーネスを着用させ、リードをシートベルトに固定した。そしていざ出発!!

ところがスタートして5分もたたないうちに口をぺちゃぺちゃさせ、落ち着かない様子。助手席の窓を少し開けてみても、風を感じるどころではない。挙句の果てに、ベッドから下に降りようと暴れ出したからさぁ大変。私は慌ててコンビニの駐車場に停車し、ノアを落ち着かせようと手を差し出したその瞬間、彼女は朝食べたものを気前よくすべて吐き出したのだった……。
いわゆる車酔いというやつ。これは後日ドッグトレーナーの方に聞いた話だが、「動物は動体視力が発達しているから、自然に動いているものを目で追ってしまう習性がある。だから外を見渡せる助手席に乗せて走れば目が回り、吐いて当たり前」とのこと。我ながら自分の無知さに呆れた。そして、想定外の事態に何の備えもしていなかったため、助手席の足元に広がった汚物を処理するために、コンビニでタオルやペットシーツ、ごみ袋などを買い込むはめに。こうして初のプチ・ドライブは、道半ばにして帰途につくという無残な結果に終わったのだった。

右・リードはヘッドレストの差し込みに装着。ベッドの中で寝そべっても苦しくない長さをキープしよう。左・最近流行りのドライブベッドは、シートに固定できるベルト付き&飛び出し防止のリードも付いている

安心&安全はやはりクレートイン!

1カ月後、惨敗のプチ・ドライブを教訓に気持ちを新たにリベンジ! ドッグトレーナーさんから的確なアドバイスを頂いた私は自信満々。アドバイスと、前回の失敗を踏まえて以下の物を準備した。
☑ 足元が安定し、体がすっぽり収まることで安心感が得られる→クレート
☑ 万が一嘔吐してもすぐに片づけが可能→ペットシーツ
☑ 汚物のニオイを残さず処理→ニオイ漏れしないビニール袋
☑ 汚れた口もとの拭き取り→ペット用ウエットティッシュ

右・しょんぼりしながらもおやつで釣ってイン。何事も安全のため! 左・クレートはシートベルトでしっかり固定。私は車酔い対策で、下にタオルを挟んで水平を保つようにしている

正直、クレートに閉じ込めることには抵抗感があったが、万が一の事故などを想定すると、頑丈なハードケースは落ち着ける場所だけでなく、愛犬の命を守ってくれるものでもある。
後部座席にクレートを固定し、中に普段使っているブランケットを敷いてノアを入れ、前回と同様のコースでプチ・ドライブスタート。信号停車時にふり返って確認すると、なんとなくリラックスした雰囲気で、前回の車酔いポイントも無事通過。そして目的地のドッグランまであと5分の地点で、残念ながら再び車酔いで嘔吐。
前回と同じ状況なら、汚物を始末してすぐ帰途についただろう。しかし、「車に乗る→吐いてしまう→そのまま帰宅→車は嫌いというように、楽しいことナシで帰宅してしまうと、犬は車に乗ることにいいイメージを抱かなくなる。だから、吐いたらすぐ片付け、何事もなかったかのように目的地に向かい、ドッグランや散歩など、楽しいことを体験させるのがおすすめ」と、やはりドッグトレーナーさんからアドバイスをいただいていた私は、心を鬼にして目的地まで車を走らせた。
その後無事到着し、一安心。後部座席に出して水を飲ませて落ち着かせ、まずは散歩に。お陰で何事も無かったかのように軽快に歩き出し、ドッグランでも楽しそうに駆け回ってニコニコ(←飼い主には笑顔に見える)。

ロング散歩やドッグラン帰りは足元が汚れがち。私は後部のシートを収納してフラットにし、防水シートを敷いてケアスペースとして使っている

1時間ほど遊んで帰宅の途に着いたのだが、帰りは案の定クレートでぐっすり。2度目にしてドライブは大成功。もちろん個体や道路状況などにより、合う合わないは異なるだろうが、どんな場合でもまず、第一に安全を確保することが大切だ。初ドライブを予定しているなら、事前のお試しドライブで何がOKで何がNGか、確かめておくことをお勧めしたい。
次回はロングドライブや1泊の外出であると便利なグッズをご紹介します!

文・土屋みき子

おもに雑誌や書籍を中心に、エディター&ライターとして活動。ファッション、インテリア、犬とのライフスタイル提案を得意とする。趣味はたまのサーフィンとドライブ。アウトドアはシニアでデビュー!