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カーグッズマガジン編集長の「あれコレ気になるカーグッズ」我が車人生の夏の記憶。

倉嶋 源2020/08/07

クルマ生活応援マガジン、Car GoodsMagazine(カーグッズマガジン)の倉嶋編集長のコラム。カー用品からアウトドアグッズまで、クルマ生活に関連するあれやこれや気になるカーグッズをピックアップ。今回は編集長の真夏の車生活の思い出を振り返ってもらいながら、夏日のドライブに役立つアイテムを紹介していただきました。


車の外に出て、涼しい…!?

夏場の炎天下に駐車した時のサーモグラフィーイメージ。フロントウインドウを通じていかに熱にさらされるかがわかります

個人的に、ドライブにおける真夏の記憶と言えば、大方の人とは真逆だったりします。ドアを開け、表に一歩出て「涼しい」と言う人間がいたら、大方の人は暑さにヤラれてどうかしてしまったと思うでしょう。何をかくそう、そのどうかしているのがワタシです。
強がりでも自己暗示でもないんです。我がポンコツ車人生における夏場の記憶では、まともにクーラーが使えている期間のほうが少ないぐらいでして。
たとえクーラーが壊れていても、窓を開けて風を入れれば多少は涼しくなるだろうと考えるかもしれません。けれど、クルマって尋常ならざる日当たりの良さなんです。エアコンが効かないポンコツに乗り続けたことで、骨身に染みてわかりました。空気そのものは風が入るごとに多少は入れ替えできても、熱源そのものでもあるクルマが冷めることはありません。
何せ、ボンネットの中には高温爆発させて動力を得ているエンジンもあります。気持ちばかりの送風も、エンジンルーム内の熱を車内に逃がす程度で、生身の身体には耐えられるものではありません。

熱源の代表格、ダッシュボードの高温化はカーシェイドで避ける!

構造的には昔からあまり変わらないカーシェイドですが、費用対効果は高いです

カーシェイド設置後も、完全に熱を遮断できるとまではいきません。ただ、車内に差し込む日差しを抑えるだけで、乗車後のクーラーの効きもすこぶる違うはずです

カークーラーならぬ、カーエアコンによる管理が当たり前の今なお、いかに車内を涼しく保つかを考える上では、この熱源に対する考え方がキーでしょうね。車内空調でいくら冷気を循環させても、熱せられたモノを冷ますには時間を要します。カーエアコンは空調ですからね。冷蔵庫じゃありません。
じゃあ、熱を持たせないためにはどうするか。もったいぶったくせに結論はたいしたことありません。古今東西、陽を遮ることにつきます。カーシェイドというと、かつての流行り物のように見られる場合も多いですけど、熱源の代表格でもあるダッシュボードの高温化を避ける意味で、その効果は大きいです。

付け加えれば、密閉空間で熱せられた空気そのものまで冷却させるのも非効率なので、カーエアコン始動前に、あらかじめ換気させておくのがいいでしょう。換気というと、放置しておく時間をもったいないと考えるかもしれませんが、ちょうどいい方法があります。
運転席と対角線上にある後部座席の窓を開け、運転席ドアの開け閉めを繰り返せば、ポンプ効果で熱せられた空気を排出しやすく、スピーディーに換気もできるはず。うだるような暑さのさなかで身体を動かすのは身に堪えますけど、4~5回やるだけでも随分違いますから、とりわけ長時間の青空駐車時には有効です。

背中の蒸れ対策にクッション内臓冷却ファン

内部に空気の流路を持たせたファン付きのシートクッションも一般的になってきました。未体験のひとこそ、ぜひ一度お試しを

それでも、いくらカーエアコンを効かせてもまだ暑いという場合もあると思います。乗車空間は自宅のリビングなどに比べるとやや特殊。ドライバーは特に、シートに身体をしっかりと押しつける格好になりますから、どうしても密着部位が多くなります。この蒸れが体感温度的にも元凶となる場合が多いです。
クッション内部に冷却ファンの流路を設けるタイプの用品が、こんな状況で力を発揮します。排出される風量そのものは、車内空調と比べるべくもないですが、密接する部分の蒸れを気化熱で解消するだけで体感温度はグッと下がること、請け負いです。
いずれの方法も、導入コストもそこまで高額ではないですし、手間そのものも、乗車時のルーティンにしちゃえばそこまで負担にはならないと思います。胸を張って言うことでもないですが、天性の汗っかきかつ小太りの中年が、エアコンの効きが甘いと言われるひと世代前のポンコツで何とかやり過ごせているぐらいですから。まあ、我慢強く生きよという、昭和教育の賜物でもありますけどね。

文・倉嶋 源

カーチューニング誌での丁稚奉公、新車雑誌での下働きを経て、2007年よりカー用品専門月刊誌・カーグッズマガジンの編集長を襲名。雑誌業界歴20年超の大半を通じ、オートアフターマーケット業界に身を捧ぐ。