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カーグッズマガジン編集長の「あれコレ気になるカーグッズ」車内除菌について考える。

倉嶋 源2020/10/02

クルマ生活応援マガジン、Car GoodsMagazine(カーグッズマガジン)の倉嶋編集長のコラム。カー用品からアウトドアグッズまで、クルマ生活に関連するあれやこれや気になるカーグッズをピックアップ。今回はコロナ禍の今、注目されている車内除菌についての編集長的考察をお届けします。


目に見えない“汚れ”へのキョーフが掃除熱を高めている

換気を強く推奨されるコロナ禍のなか、クルマの換気は車内空調を外気導入にするだけでも十分可能です。車内空調を常時内気循環される方などは気に掛けたほうが良さそうです。

外出自粛が続く世の中で、お掃除熱が高まっているようですね。時間を持てあまし、鈍った身体を動かしたいというやんごとなき事情と共に、そこには目に見えない“汚れ”へのキョーフがあるような気がします。洗車というと、とかくツヤや撥水といった外まわりの手入れが専らですけど、外から内にと車内清掃にも重きが置かれるようになったのは、このご時世ならではとも言えるでしょう。
なんせどの外出先でも、もちろん自宅でも、消毒行為がいまやエチケットですからね。意識が内に向くのも頷けます。ただこう言っちゃナンですけど、ちょっとヒステリックに過ぎるかなあとも感じています。身のまわりの菌を完全にゼロにすることはもともと非現実。それに、極めて有害とされているのはウイルスであって、厳密に言えば細菌とは違います。そしてそのウイルスのなかでも新型コロナウイルスは特定亜種であって、取り除くために、あるいは不活性化させるために何が有効なのかは、ワクチン同様、不確かな所がまだまだ多いです。

コロナ禍のいまだからこそ見極める目を

「ドライブ感染」なんて言葉をテレビで視た時は、さすがにビックリしました。そりゃあ乗車間隔も近いし狭く密閉された車内では飛沫感染によるリスクも高いんでしょうけど、それは当たり前の話で。現代のクルマは空調も完備されて、窓を開けての走行だと、風の巻き込みや共鳴音がヒドかったりします。そんなリクツも全て吹っ飛ばすほどのインパクトがコロナ禍にはあるとも言えますけど、こんな時こそ、確かなことを冷静に見極める目も必要でしょう。
家族などの限られた人との同乗であれば、車内でも自宅の居間でもそう変わらないはず。屋外を移動するクルマだからといって、目を三角にする必要はないと思います。外気導入にしていれば、窓を閉めていても十分換気は可能です。  ただ、知人、友人を乗せる時など、来歴不確かな状況もまたあるでしょう。そんな場合は、乗員の手がよく触れる部分や飛沫が飛びそうな場所を、事後にスポットで消毒処理するのがいいでしょうね。

家庭用としてもお馴染みのクレベリン

新型コロナウイルスに有効な消毒効果を持つ界面活性剤、アルキルグリコシドとアルキルアミンオキシドを配合するソフト99の『ルームピアウォッシュミスト』。車内お手入れに幅広く使えるので、気になったタイミングでのクリーニングにも有効です。

アルコールをそのまま使うのは、内装材を傷めるリスクがあるのでオススメできません。代わりに、経済産業省、および独立行政法人評価技術基盤機構が有効性を認めている9つの界面活性剤が、いま現在における、新型コロナウイルス対策の頼れる判断指針と言えそうです。
界面活性剤とは、水と油のような、本来混ざり合わないものを混ぜ込む上で使われることが多く、洗剤や化粧品などの製品にもよく使われています。もちろん、カー用品でも数多く使われているので、成分表記をチェックされることをオススメします。いずれもあまりに長い名称なのでここでの表記は避けますけど、9種のうちメジャーと言われるのが「アルキルグリコシド」です。
念には念を入れて消毒処理を進めたいのであれば、一般的なウイルス全般に有効とされる手法も有効かもしれません。新型コロナウイルスにも確実に効くとは言えませんけど、高熱のスチームで除菌処理が可能なスチームクリーナーは、取り立てて薬剤を使わないので人への影響が少ないのが注目点。薬剤を使うといっても、家庭用でもお馴染みのクレベリンなら、抵抗なく使える人も多いのではないでしょうか。車両用はプロ施工サービスが専らとはいえ、数千円程度のコストと30分ほどの短時間で済むので、比較的お手軽です。

ケルヒャーなどの本格スチームクリーナーは、排出された直後のスチームは100度近くに達するため、熱に弱い菌対策にも有効とされています。

家庭用でもお馴染みのクレベリンは、車内用にもサービス提供されています。車内を密閉し、専用発生機で15分程度噴射するだけで、車内空間全体をリフレッシュできます。

文・倉嶋 源

カーチューニング誌での丁稚奉公、新車雑誌での下働きを経て、2007年よりカー用品専門月刊誌・カーグッズマガジンの編集長を襲名。雑誌業界歴20年超の大半を通じ、オートアフターマーケット業界に身を捧ぐ。