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雨の日の運転が怖い・・・という相談が途絶えません

鈴木 珠美2020/10/16

10年以上前から尽きることなく、定期的に届く女性ドライバーのお悩みが「雨の日の運転が怖い」というもの。雨の日の運転を安全に行うために欠かせないのは日常点検です。


怖い理由は見え辛さと、滑りやすさ

10年以上前から尽きることなく、定期的に届く女性ドライバーのお悩みが「雨の日の運転が怖い」というもの。その理由はというと・・・

「雨の日の夜は、対向車のライトが反射すると全然見えなくなるから怖い」
「いつもと走らせる感覚が違って、怖い」
「雨の日の高速道路はスピードも速く滑りやすく感じて、見え辛いのが怖い」
「歩行者やバイクに気が付かず、ひやひやしたことがある」
「車線が見え辛く、対向車線にはみ出しそうになった」

などなど。
雨の日が怖いという理由の大半は「見え辛い」ことと「滑りやすさ」。わたしも以前は雨の日ドライブは全く楽しむ余裕がありませんでした。免許証取得したての初心者運転期間中は、ワイパーを動かすことで少しだけ視界が遮られるのも怖かった・・・。今はワイパーを作動させても全く気にならないのですが、運転に慣れていない頃は、晴天時と少しでも違いがあると、不安な気持ちが大きくなりました。もちろん、運転歴を積み重ねた今でも、突然のスコール、豪雨のときは緊張が走ります。これは車を運転する方なら誰でも味わっているのではと思います。

雨の日の運転怖いからの脱出! まずは日常メンテから

雨の日の運転が怖いと感じる方はまずはマイカーの雨支度を行うことをおすすめします。雨の日の視界を少しでもよくするためには、フロント、サイド、リヤウインドウ、ドアミラーの清掃とコーティングです。カー用品ではガラスにこびりついた汚れを除去するアイテムや、雨を弾き視界を改善するコーティング剤は数多くライナップされています。

夜間の走行で対向車のライトが反射してギラギラしている場合は、ガラスに油膜がこびりついている可能性も。油膜は視界を悪くする要因のひとつです。自分で施行するのが不安な方におすすめしたいのは、ジェームスのピットメニューのひとつ、ガラスの油膜などしっかりと汚れを落としてから、ガラスコーティングするスーパーガラスコーティング。雨の日の視界がぐっとクリアになるので、効果はすぐに体感できるはずです。

続いてチェックしたいのはワイパー。ワイパーのゴムが劣化していると雨粒がきれいに拭き取れません。またゴムを新品に変えても拭き取りが悪い場合は、ワイパーブレードの交換のサインです。ワイパーのゴムとワイパーブレードは、雨の日に欠かせないパーツなので定期的な健康チェックが必要です。

そして忘れてはならないのがタイヤ。タイヤは晴天時でも大切な部品ですが、雨の日はより性能性が明確にでる部分。タイヤの溝が十分にあってもゴムが劣化していると、タイヤが路面をとらえるグリップ力が低下するため雨の日はとくに滑りやすくなります。

雨の日の運転が怖いと感じる方のマイカーのチェックポイント
☑フロント、サイド、リヤウインドウ、ドアミラーに汚れが付着していないか?
☑ワイパーのゴム、ワイパーブレードは劣化していないか?
☑タイヤの溝はあるか、劣化はしていないか?

雨の日の運転で気を付けたいポイントは?

雨の降りはじめに要注意!
雨の降りはじめは路面が滑りやすくなっているので注意が必要です。それは乾いていた路面の上に、もとからあった砂埃や枯れ葉などが雨水と混ざり合って滑りやすい膜を作ってしまうため。雨の降りはじめはスピードに気を付けてより一層ていねいな運転を心がけましょう。

滑りやすいスポットに要注意!
マンホールの上や停止線、横断歩道などのペイントの上は滑りやすい場所です。水溜りができやすいわだちの部分も要注意。深い水溜りに入るとハンドルが取られることもあるので注意が必要です。

高速道路での運転も要注意!
速度域の高い高速道路では、わだちに雨水が溜まり川のようになっていることもあるので注意が必要です。水の溜まっている道路を高速で走行すると、路面とタイヤの接地力が失われ、ハイドロプレーニング現象が起こることがあります。雨の日は速度規制を守り、前後の車間距離を十分にとりましょう。また追い越しや車線変更ではスリップを招きやすく、雨で視界が悪いため後続車が見えにくいので、雨の日の高速道路では追い越し、車線変更はできるだけ控えたほうが賢明です。

急な豪雨に見舞われたときは?

車で運転中に突然の豪雨に遭遇したときは、急激に路面が変わるので注意が必要です。運転の危険を感じたときは、速度を落として路肩に車を停めて、雨が弱まるのを待つ選択も大切。また豪雨時は、高架下やアンダーパスなど低くなっている道路は冠水しやすい場所なので避けるようにしましょう。冠水しやすい場所には、冠水注意などの看板表示が出ているところもあるので、普段から冠水しやすい場所を把握しておくこともポイント。豪雨の日は無理しないことが大前提で、事前に天気予報、道路状況など情報収集することも大切です。

豪雨のときに気を付けたいポイント
☑冠水しやすい場所は避ける
☑増水が考えられる川沿いは走らないようにする
☑無理をせず安全な場所に車を停めて雨が弱まるのを待つ

窓ガラスを割るためのハンマーとシートベルトカッターがセットされた緊急脱出用ハンマー。万が一のときのために車内に用意を

どれだけ経験を重ねたドライバーであっても、ガラスが汚れていて、ワイパー、タイヤが劣化した状態では、雨の日の運転はリスクが高まります。雨の日のドライブを安全に行うには、日常点検がかかせません。雨の日こそ、ふだんの日常点検の真価が問われるのではと思います。

文・鈴木珠美

カーライフアドバイザー&ゆるトレ講師。自動車専門誌の出版社を経て女性誌、ブライダル誌、動物雑誌など、様々なメディアで、車と女性、犬とドライブ、小休止時のストレッチなどあらゆる角度から車生活系の企画編集執筆、ワークショップなど開催。女性のための車生活マガジンbeecar(ビーカー)運営。