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カーグッズマガジン編集長の「あれコレ気になるカーグッズ」若さゆえの苦い経験が今の習慣を作る。

倉嶋 源2021/01/29

クルマ生活応援マガジン、Car GoodsMagazine(カーグッズマガジン)の倉嶋編集長のコラム。カー用品からアウトドアグッズまで、クルマ生活に関連するあれやこれや気になるカーグッズをピックアップ。今回はこれだけは自分で行う、メンテナンスについて語っていただきました!


メンテはほぼプロ任せ、でもこれだけは自分で

エアゲージそのものは、千円未満で買えるものもあります。測定も、エアバルブに押し込むだけと簡単

カー用品専門の雑誌を作っていて、しかもその編集長ともなると、何でもかんでもセルフでやっちゃうエキスパートと思われがちです。期待に添えず残念ですが、私は違います。それどころか、ほぼ大半はプロ任せです。若い時分は、それでもまずはチャレンジと、一通り手を出してはみたんです。不器用なほうではないと思うものの、それでもやることなすこと全てうまく行かず。失敗して泣きついたプロがあっという間にその難題を片づけてしまう様子を度々見るにつけ、向き不向きを察した次第です。

何より自分には向いていないなあと思うのは、作業が手間取り、日が暮れていく時の焦燥感です。作業が進んでいるどころか、元々ついていた部品を外しただけなんていう状況では、無自覚のうちに涙すらこぼす始末です。これは何か、説明しがたい幼少時のトラウマを引きずっているのかもしれません。
とかくクルマ好きの間では、セルフメンテしてこそナンボ的な概念が根強いようですけど、自分に懐疑的な人間は、心おきなくプロに任せるべきだと思います。なにしろ自分の身を預けるものですからね。整備が疑わしい状態では、せっかくのドライブも楽しめません。

タイヤの空気圧管理でトラブルの予兆をつかむ

エア抜き用のリリースボタンを備えるタイプなら、エア圧管理も楽ちん。足すのは専用機器が必要ですけど、抜く方向はここを押すだけですからね

かくいう私は、自分自身を大いに疑う一人。それでも、これだけは欠かさず、なおかつマメにやることもあります。それが、タイヤの空気圧管理です。月に1度は空気圧点検なんて話もよく聞く通り、ひと月でも、測定値は結構違うものです。

基本は空気が抜けていく方向なので、規定値まで足してやればいいだけの簡単な話。ただ、4つのタイヤで増減差が出る場合は要注意です。直前の走行状態によって多少の誤差は出てもおかしくはないですけど、複数回特定のタイヤだけ測定値が大きく違う場合は、タイヤそのものなり、サスペンション機構なりに根本的な原因を抱えている場合もあります。空気補充だけだとメンテとは言えませんが、トラブルの予兆をつかむとなると、多少なりともそれっぽいですよね。

もう一つ注意すべきは測定値の捉え方です。基本的には、ガソリンスタンド備え付けの空気入れを使うケースが一般的だと思いますが、ものにより、表示される値は結構バラつきがあるものです。測定器も違えば、機器のメンテ状況もまちまちなのでそれもまた仕方ないことでもあります。個人的な対応策は、自分専用のエアゲージを持つことです。希望する値より少し多めに入れておき、エア抜き機構を持たせたマイゲージで設定値まで空気を抜けば、充分に信頼に足る同一基準の管理体勢をとれます。

タイヤの空気圧低下で招いた苦い記憶

車内にいながらリアルタイムでタイヤの空気圧変動を確認できる装置は、国産車でも純正装備化されつつあります。市販品なら、測定画面もこんなに充実

専用のモニターを使わず、スマートフォン上のアプリで行えるタイプも一般的になってきました。圧力のほか、温度変化も確認でき、見るだけでも楽しめます

最近ではタイヤホイールそのものにセンサーを装着して電波で測定値を飛ばす無線管理も一般的になりました。降車して都度計測する手間を減らすことはもちろん、走行中の変化をリアルタイムで知ることもできます。真夏の炎天下ともなると、走り始め直後からコンマ5キロほど上昇する場合もあります。逆に、厳しい冷え込みの状況では、始動直後にかなり圧力が落ち込んでいることもありました。

注意すべきは後者のほうですね。気温と密接な関係があるだけに、とりわけ寒い日は要注意。圧力が低下する方向なので、思わぬ不具合に遭遇しがちです。

よりによって薄っぺらいタイヤにインチアップしていた若い時分、空気圧低下によってタイヤをパンクさせた苦い記憶もあります。ハンドリングに違和感を感じていたものの、停車後に空気を入れればいいだろうと、安易に考えていたのがイケけませんでした。思わぬ段差で底付きしちゃったりして、虎の子のアルミホイールまで歪める始末。

若さゆえの苦い経験であり、かつ若いからこそ修繕費等々で大変な思いをしました。マメにチェックするようになった今の習慣も、その苦い経験ゆえでもあります。

これもまた、今につながるトラウマの一つかもしれません。

文・倉嶋 源

カーチューニング誌での丁稚奉公、新車雑誌での下働きを経て、2007年よりカー用品専門月刊誌・カーグッズマガジンの編集長を襲名。雑誌業界歴20年超の大半を通じ、オートアフターマーケット業界に身を捧ぐ。

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