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車好き建築家の「失敗しないガレージハウス」の作り方床材へのこだわりはラジコンからだった。

筒井 紀博2021/03/05

数々のガレージハウスを手がけてきた根っからのクルマ好き建築家、筒井紀博(つつい きはく)氏が「失敗しないガレージハウス」の作り方をお伝えするコラム。今回は「ガレージの床材」についてお届けします。


ラジコンを並べるときもガレージ風に

本国のフェラーリのファクトリーで使われている色合いを利用してDIY

今からもう30年以上も前の話、空前のRCカーブームがあったのを覚えている方も多いのではないでしょうか? 私もそのブームに乗っかった一人。友人たちがこぞってタミヤのマイティーフロッグやグラスホッパー、お金持ちの息子はホットショットなどを購入する中、あえて他社、京商のトマホークを購入し、勝負を挑んでいました。(やはり四駆は速かった(笑))

その後、オンロードへと移行し、同じく京商のプラズマMk2、そして当時のフラッグシップモデルとも言えるファントムEP 4WDを購入。ろくに勉強もせず、ラジコンばかりをいじっていた記憶があります。メンテナンスをするのは勉強机の上。カッターマットのようなものを敷いてメンテナンスしていましたね。自分の部屋の中にラジコンの陳列棚も設け、そこは実車のガレージ風に仕上げるために棚の上に縞鋼板風のシートを敷いて雰囲気を出したり…楽しかったなぁ。

当時、中学生の私が色々と試行錯誤していたラジコンを置くスペースの床材、これ、実車でも同じようなことが言えます。

ガレージの床ひとつ取ってもその回答は千差万別

ショールームのような美しいガレージを作る場合の床仕上げとメンテナンス工場のようなガレージの床仕上げは考え方が少し異なってきます。

まずショールームのような愛車を展示して眺めることを主としたガレージの場合、様々な仕上げ材の可能性がありますが、比較的多いのはタイル仕上げ。車のディーラーのショールームなどでも多い床材ですね。ただ、ここで気をつけなければならないのは、最近のハイグリップタイヤを装着しているクルマだと、タイルの上でハンドルを切った時、タイルがそのグリップ力に負けて、割れてしまったりすることがあります。適正な強度、厚みのあるタイルを選びたいですね。

また、床も壁も天井も真っ白、そこに真紅のスポーツカーを…なんて方も多いかと思います。ただこれ、意外と駐車するのが大変かもしれません。最近のバックモニターなどがあるクルマであれば、それほど問題ではないのかもしれませんが、床、壁、天井全てが真っ白だと、バックで駐車する時に、ルームミラーやサイドミラーでは距離感を目視しにくく、愛車や壁を傷つけてしまうこともあります。このような場合は、壁に写真や絵を飾ったり、床の目地をサイドミラーから見やすい位置に設けるなどして、駐車時のガイドラインになるようにすると良いと思います。

また、ご自身でメンテナンスもしっかりとやる方のガレージだと、オイルなどがこぼれることも想定し、掃除のしやすい素材を選ぶケースが多いです。寝板などを使用する方だと、タイル仕上げにした場合、目地の段差が気になることもあるので、極力平滑で段差のない床材を選ばれると良いでしょう。よく利用するのはモルタルやコンクリートの表面に塗布する防塵表面強化剤。また、愛車の下廻りをよくメンテナンスされる方は、床を少し掘り下げ、人が入れるようにするケースもあります。

このようにガレージの床ひとつ取ってもその回答は千差万別。ご自身のガレージライフにあった床材を色々と模索してみてください。

ちなみに最近、息子がラジコンを欲しがり、久しぶりにラジコンショップの聖地、秋葉原へ(笑) 35年前に買えなかったタミヤのラジコン(ネオマイティーフロッグ)を購入。最近のラジコンはよく曲がりますね。中学生の頃は高額でなかなか買えなかったベアリングなども、今となっては微々たる額。思わず大人買いしてしまいましたが、これ、子供の教育的にはよくないですよね(笑)

写真右が35年くらい前に買ったやつで、京商のトマホーク。左は最近買ったネオマイティーフロッグ(タミヤ)

文・筒井紀博(つつい きはく)

一級建築士。1972年生まれ。日本大学理工学部海洋建築工学科卒業後、石井和紘建築研究所などを経て筒井紀博空間工房を設立。住宅、オフィス、宿泊施設など活躍の幅は広い。根っからの車好きは建築業界でも有名で、数多くの「ガレージハウス」を手がける他、現在車好きが集う街作りプロジェクトも進行中。信条は時間とともに味わいが深まる美しい家。筒井紀博空間工房 http://ktts.jp/

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