オイル交換
ベスト
時期? プロが教える
頻度確認方法

更新日:

「そろそろオイル交換をしたほうがいいですね」と言われても、車の状態は悪くないし、
まだ換えなくても問題ないのでは…と迷うことはありませんか?
今回はオイル交換をするベストな時期と交換時期の確認方法、交換の流れなどをご紹介します。

オイル交換時期の目安

オイル交換はオイルの状態を見て判断を

車や乗り方によって交換時期は異なりますが、ジェームスでは車のコンディションを最大限よい状態を維持するために走行距離5,000kmまたは6ヵ月に1回をおすすめしています。

自動車メーカーなどが定めているシビアコンディションという乗り方をすると交換サイクルがさらに早くなります。

【シビアコンディションとは】

走行距離の30%以上において

  • 悪路、雪道を走ることが多い
  • 渋滞の中を走らせることが多い
  • 短い距離を頻繁に走らせている

など車にとってより厳しい使用状況での走行であることを判断する基準です。上記に当てはまる走行の場合、オイルの劣化が早まる可能性があります。

シビアコンディションというと、「自分の乗り方は大丈夫そう」と思うかもしれませんが、買い物のちょこっと乗りや都心部での走行でも当てはまる可能性があります。

上記はあくまで目安ですので、オイルの状態を見て判断するのが確実です。カー用品のジェームスではエンジンオイル点検を無料で行っておりますのでお気軽にお立ち寄りください。

なぜオイル交換を
しないといけないのか

エンジンオイルは、エンジンを正しくスムーズに動かし、エンジンを守るためにとても重要な5つの役割を果たしています。

エンジンオイルの5つの役割
1.潤滑作用
エンジンの部品同士の摩擦を低減し、エンジンを滑らかに動かす。
2.密封作用
エンジンの部品同士の隙間を密封し、エンジンで発生する爆発の力を逃げないようにする。
3.冷却作用
エンジンで発生する熱を吸収し、エンジンを冷却する。
4.清浄作用
エンジン内部に発生する汚れをオイルの中に分散させ、エンジン内部をキレイに保つ。
5.防錆作用
エンジン内部の金属にオイルの被膜を作り、サビの発生を防ぐ。

エンジンオイルの交換時期が過ぎてもそのまま使い続けていると、エンジン内部のパーツの摩耗が進んだり、冷却効果が無くなるため熱を持ったり、最悪はエンジンの焼き付きが起きて急停止してしまう可能性もあります。

エンジンの不具合が表に出てからでは手遅れになることもあるので、自己判断でエンジンオイル交換を先延ばしにせず、定期的な点検・メンテナンスを行いましょう。

エンジンオイルの確認方法
(セルフチェック)

エンジンオイルを自分で確認する

自分でエンジンオイルのチェックをすることも可能です。チェックポイントは2つ。
・オイルの色に問題がないか 
・オイルの量は適正か を確認します。

確認方法は簡単ですが、確認する際はエンジンを切り、冷えている状態で行いましょう。

オイルの色と量の確認方法

STEP1
ボンネットを開けて、取っ手つきの『オイルレベルゲージ』を引き抜きます。
STEP2
引き抜いたら、オイルが垂れないように、オイルレベルゲージをチェックします。
エンジンオイルの色比較
写真 左:新品 右:約5,000km走行

オイルの色が汚れてきたら、交換時期です。

オイル量はオイルレベルゲージのローレベル(Lの刻印)と、ハイレベル(Hの刻印)の印で確認します。オイルの適正量は、LとHの間くらいが適量です。LとHの刻印の他にも、三角にカットされた目印もあります。オイル量が多い、少ない場合は交換や調整が必要です。

オイルレベルゲージ先端に丸型の穴が開いているタイプ
先端部分に丸型の穴が空いているタイプのケージ

オイルの色、量ともに初めてだと判断がつきにくいこともあるので、一度プロに見てもらうと安心です。

エンジンオイル点検無料

オイル交換の流れと費用

エンジンオイルを交換する方法は自分で交換作業をするか、プロに作業を依頼するかの2パターンがありますが、今回はプロに作業を依頼するパターンを解説していきます。

ジェームスのピットメニューで
オイル交換をする場合

オイル交換をプロにおまかせ

オイルの種類も作業もプロにおまかせできるので、初心者でも安心。

作業の流れ

STEP1予約
ジェームスアプリ、WEB作業予約からオイル交換を予約。事前に予約していただくと、作業までの待ち時間を短縮できます。
オイル交換WEB作業予約はコチラ
STEP2受付
どんなオイルが良いか分からなくても大丈夫。車種やグレードなどから車に最適なオイルをご提案します。受付の際に車検証を見せていただくと受付がスムーズです。
STEP3作業
作業はプロにお任せください。オイル交換のみであれば、作業時間は約15分~です。作業が完了したら、お車の引き渡しです。

費用

ジェームスのピットメニューはオイル代+作業工賃がセットで、「排気量ごとのお得な一律料金」! 缶オイル購入時にありがちな、オイルが足りなくなって追加料金がかかる…という心配もありません。

店舗ごとの料金はコチラ※一部の店舗では実施していない場合がございます。

次回のオイル交換時期

ジェームスでは、次にいつオイル交換をすれば良いかがすぐに分かるように、運転席のドア内側に次回のオイル交換時期を記載したマグネットを貼りつけしています。

また、ジェームスアプリご登録の方はアプリで交換時期をお知らせします(一部店舗を除く)。作業の予約はWEBから申し込み可能です
※一部店舗は実施しておりません。
オイル交換WEB作業予約はコチラ

自分で缶オイルを選ぶ場合

店内のたくさんの缶オイルからの選択

オイルにこだわりたい方は、店内に置いてあるたくさんの種類の中から缶オイルを選んで交換をすることもできます。

作業の流れ

STEP1缶オイルを選ぶ
エンジンオイルの種類は、化学合成油、部分合成油、鉱物油と分かれています。

オイルの硬さは0W-20のように数字で表されています。またグレード、規格も分かれていますので、自分の車に合ったオイルを選ぶことがポイントです。
適合オイルは車の取扱説明書またはメーカーWebサイトで確認できます。
エンジンオイルの選び方の詳細はコチラ
STEP2受付
缶オイルを選んだら、レジで作業の受付をします。ジェームスで購入した缶オイルで交換をする場合、ジェームス会員様は作業工賃無料で交換させていただきます。
※購入したことが分かるレシートがあれば、交換は後日でも承っております。
STEP3作業
作業はプロにおまかせください。オイル交換のみであれば、作業時間は約15分~です。作業が完了したら、お車の引き渡しです。

費用

費用は選ぶ缶オイルの種類によって変わります。
※一部店舗は缶オイル交換工賃無料の対象外となります。
詳しくはコチラ

【エンジンオイルの種類と費用相場】
化学合成油
メーカーにより「フルシンセティック」「全合成油」「全化学合成油」と表記。エンジンの始動性もよく、耐熱性も高い、不純物を取り除いた高性能エンジンオイル。他と比べるとオイルの価格は高い。
費用相場は約4,500円~6,500円
部分合成油
メーカーにより「セミシンセティック」「パートシンセティック」と表記。※エクソンモービルは化学合成油と部分合成油を分類せず、合成油としています。
鉱物油と全合成油で作られたエンジンオイル。全合成油を混ぜ合わせることで、耐熱性能が低く、酸化が早いという特徴を持つ鉱物油の弱点をカバー。
費用相場は約3,500円~4,500円
鉱物油
メーカーにより「スタンダードオイル」と表記。一般的に広く流通しているオイルで、比較的料金もリーズナブル。ただし他のオイルに比べて耐熱性能が低く、酸化が早いというのも特徴。
費用相場は約3,000円~4,000円

あくまで目安になりますが、ベースオイルによって費用相場が変わります。
オイルフィルターの交換
エンジンにはオイルフィルターというエンジンオイルに含まれる不純物を取り除き、エンジンの働きを円滑にするためのろ過フィルターのような部品があります。
オイル交換2回につき1回の交換がおすすめですが、汚れがひどい場合はオイル交換ごとに交換をしておきましょう。

まとめ:
定期的なオイル交換を

適切なエンジンオイル交換は、燃費の低下を防ぐだけでなく、目に見えないエンジン内部を守ることにも繋がります。症状が出てからでは致命傷になることもありますので、適切なオイル交換サイクルを守ることが、安全快適なカーライフを送る秘訣です。

エンジンオイル交換は
最寄りのカー用品のジェームスへ

エンジンオイル交換は最寄りのジェームスへ

ジェームスでは、運輸局認証工場・国家認定整備士が常勤。車をお預かりする際には、各所に防護カバーを使用するなど、取り扱いに細心の注意を払っています。
1台、1台、ていねいに、お客様の車の作業を行わせていただきます。

よくある質問

オイル交換の目安は?

走行距離5,000kmごとまたは、6カ月ごと。車の使い方によってもオイル交換の時期は変わるので定期的にカー用品店で点検を受けることをおすすめします。

オイル交換をしないとどうなるの?

燃費の悪化、走行音が大きくなったり、エンジン内部のパーツ摩耗、最悪はエンジン焼き付きにつながるなど大きなトラブルに発展する可能性があります。定期的にオイル交換をしましょう。

車にあまり乗らないけど、
オイル交換は必要?

エンジンオイルは時間の経過とともに劣化も進むので、走行距離だけで判断するのではなく、時期で管理することも必要です。そのため、走行距離が少なくても6ヵ月ごとの交換がおすすめとなります。

ハイブリッド車はオイル交換の頻度が少なくてもいいの?

ハイブリッド車もエンジンを積んでいるので、基本的に普通車と同じ交換サイクル(走行距離5,000kmまたは6ヵ月に1回)です。ハイブリッド車の場合、エンジンオイルは抵抗が少ない粘度のものが推奨されているので、初めてエンジンオイルを選ぶ際は注意しましょう。

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