車のバッテリーの寿命と交換時期

ドライブ

一般道と高速道路ともに、JAFロードサービスの出動理由の上位に必ず入ってくるのが『バッテリー上がり』。
最近のバッテリーは 寿命が尽きる寸前まで使うことができる ため、バッテリーが弱ってきた前兆をキャッチしにくく、突然バッテリー上がりが訪れます 。お出かけ先でバッテリートラブルに見舞われて立往生しないために、本記事ではベストなバッテリーの交換時期を知る方法をご紹介!

目次目次
使用年数と電圧からの判断方法(目安は2~3年)
こんな前兆が出たら要注意!(交換のサイン)
バッテリー上がりを経験したら即交換?
バッテリーの寿命を延ばす5つの方法
本当に必要なタイミングで交換するには
まとめ

使用年数と電圧からの判断方法
(交換目安は2~3年)

寿命ぎりぎりまで使用するのはトラブルの元

バッテリー交換作業

車の使用環境・使用状況(走行距離や使用頻度など)によって異なりますが、バッテリーの交換目安は2~3年です。中には3年以上使用している車もありますが、バッテリー内部の劣化が進行しているのでいつ上がるか分からない状態。アイドリングストップ機能が搭載された車やハイブリッド車に搭載されている補機バッテリー(12V用)も同様です。近ごろのバッテリーは、劣化していても寿命が尽きる直前まで使用できてしまいます。突然、バッテリーが上がってしまうことを防ぐため、ぎりぎりまで使用することは避けましょう。
電圧は、通常時が12.5~12.8V、エンジン始動時は13.5~14.5Vが正常値と言われています。電圧はエンジン始動時にもっとも電力が必要になるので、通常時の電圧が12.5V未満になったら、バッテリーの寿命と考えて良いでしょう。

こんな前兆が出たら要注意
(バッテリー交換のサイン)

「そろそろ交換かな?」というサインは車に乗っていて表れてきます。下記のような症状が出てきたら交換のサイン。
サインが出たら、カーショップ、カーディーラーなどに行ってバッテリーの点検や交換を行いましょう。

1.エンジンがかかりにくくなった

エンジン始動時にセルモーターの回転音が弱くなってきたり、セルモーターの回転音が遅くなってきたらバッテリーが弱まってきた1つの証拠です。

2.ヘッドライトが暗くなってきた

灯火類の明るさもバッテリーの状態をチェックする目安の1つ。ただ最近の車は消費電力が少ないLEDライトが使われていることもあり、ヘッドライトが暗くなったことを判断するのは難しくなっています。

3.パワーウィンドウの開閉スピードが遅くなった

多くの電装品を使用している場合、パワーウィンドウの開閉が遅くなることもあるので、一概にバッテリーが原因とはいえませんが普段より極端に開閉する動きが鈍くなったときは、バッテリーが弱くなってきた可能性があります。

4.バッテリー本体の異変

バッテリーの液量が規定量から減っている※1、本体が膨らんでいるようにみえる、端子のまわりに粉がふいているなど、バッテリー本体の異変は寿命を知らせるサインです。

  • ※1 バッテリーの中には電解液(希硫酸)が入っており、この電解液は水の電気分解や自然蒸発により使用中に減っていきます(メンテナンスフリーバッテリータイプは除く)。

バッテリー液バッテリーの液量は下限を示すLOWER LEVELと上限を表すUPPER LEVELの線の間に液量が入っていればOK

インジケーターメンテナンスフリーバッテリーは液量が確認できません。
代わりにインジケーターで確認します。本体のヒビ割れ、端子まわりの汚れなどは従来のバッテリーと同様、確認を

5.アイドリングストップがしなくなった

アイドリングストップ機能搭載車は、アイドリングストップをしなくなった場合、バッテリーの劣化が原因かもしれません。すぐにバッテリーの電圧を確認しましょう

checkチェックポイント

ハイブリッド車の場合、システムを立ち上げるための補機バッテリーが搭載されておりますが、上記の交換サインや症状がありませんので注意が必要です。定期的な点検が必要不可欠です。

バッテリー上がりを経験したら、即交換?

バッテリー上がり

長期間、車を動かさなかった、室内灯(ルームライト)やヘッドライトなどの消し忘れなども含め、バッテリー上がりを経験した車は、充電不足から回復したとしてもバッテリー交換を検討するタイミングです。
1度、バッテリー上がりを経験すると劣化は進行します。特にバッテリーを交換して数年経っている場合は、交換したほうが賢明です。交換してからあまり月日が経っていない場合は、充電後、そのまま使用したくなるのが心情ですが、念のためにカーショップなどでバッテリーの点検をしてもらいましょう。

バッテリーの寿命を延ばす5つの方法

その1 定期的に車に乗ろう

長期間、車を動かさないとバッテリーに蓄えられた電力は自然に放電されるため、バッテリー上がりを起こしやすくなります。1週間に1度は車を動かすようにしましょう。

その2 ちょこっと乗りはNG

週に1度、車を動かしたとしても、短い時間、短距離走行しただけでは十分にバッテリーの電力は充電されません。渋滞にハマることが多い車も同様です。理想はストップ&ゴーの道ではなく、信号がなく停止する必要が少ない道を距離にして10㎞以上走行することがおすすめ。

その3 電装品系の使用時の見直し

エアコン、カーオーディオ、ドライブレコーダー、スマートフォンの充電などエンジンを停止した状態で使用するとバッテリーに負担がかかります。ちょこっと乗りをしている車であれば、なおのことバッテリーは過酷な状態です。電装品系を使用する際は、あれもこれも使用するのではなく、必要最低限のものを選んで使用するなど工夫をしましょう。また、エンジンを切った状態で電装品系を使用する機会が多い車は、バッテリーの電圧チェックを定期的に行うことも忘れずに行いましょう。

その4 バッテリー上がりを起こさない

ヘッドライトや室内灯の消し忘れはバッテリー上がりの原因になります。また、夏や冬はバッテリートラブルが起こりやすい季節です。夏場はエアコン使用が多くなり、冬場はエアコンの他、外気温度の低下によって電圧が低下することがあるため、バッテリー上がりが起こりやすくなります。一度、バッテリー上がりを経験したバッテリーは負荷がかかり、大きく性能が落ちるケースもあるため、バッテリー上がりを起こさせないことも寿命を延ばすコツです。

その5 定期的にバッテリーの定期点検をしよう

温度の影響を受けやすいバッテリーは暑い夏と寒い冬は要注意。夏に入る前、冬に入る前は、バッテリーの点検をしておくと安心です。バッテリー内部の劣化は見た目では判断しにくいので、カーショップなどで点検を行いましょう

バッテリー上がりの様子いざバッテリー上がりの際の救援グッズも用意しておくと安心です。他車とつないで充電を行うブースターケーブルや単体で充電できるジャンプスターターの用意を関連記事はコチラ

本当に必要なタイミングで交換するには!

バッテリー本体も定期的に日常点検を行いましょう。
点検したいポイントは通常のバッテリーであれば

  • check

    電解液量が正しく入っているか

  • check

    バッテリー本体に液漏れ・ひび割れなどがないか

  • check

    ターミナル端子や取付け部のゆるみがないか

  • check

    メンテナンスフリーバッテリーの場合)点検用のインジケーターで確認

特に異変がなくても、数年間バッテリー交換をしていない車やバッテリー上がりを経験した車は、現状のバッテリーの健康状態を把握することが大切です。「点検方法が分からない」、「本当に交換したほうがいいのか知りたい!」というときに活用したいのがカー用品店ジェームスのバッテリー点検です。
ジェームスでは、バッテリーへの負担が少ない「ミドトロニクス社」の最新の高機能テスターを点検時に使用しています。

バッテリーテスター FBT-7000P「ミドトロニクス社」特許技術で開発されたテスターは、現在最も正確な測定方法として世界中に認められています

バッテリーの電圧が12.5V未満であれば一般的に交換のタイミングです。しかし、電池自体に問題がなく充電不足だけの場合は継続使用できるケースもありますし、逆にバッテリーの電圧は十分にあり正常値だったとしても、劣化によりエンジンの始動性が低下してトラブルに陥ることもあります。実は電圧だけでバッテリーの劣化を判断することはできないのです。
ジェームスではすぐに交換するべきなのか、継続して使用可能なのか、バッテリーの健康状態を正しく把握し、正しい交換タイミングをお伝えします。

測定結果をプリントします。

もちろんバッテリー交換もお任せください。車の仕様や型式、使用状況に合わせておすすめのバッテリーを選定、取扱商品は全て国産品で豊富なサイズを取揃えています。さらに充電制御システム搭載車用・アイドリングストップ車専用・ハイブリッド車専用・EN規格搭載車専用バッテリーなど幅広くラインナップ。

バッテリー

充電システムの点検とカーナビなどのデータ消失を防ぐためにメモリーバックアップ作業も行っているので、取付け作業も安心です。

まとめ

愛車のバッテリーの健康診断先を見つけよう!

「使用してから、数年経っているけれど、エンジンのかかりは問題ないからまだ使える」という自己判断は心もとないものです。バッテリー内部の劣化は、見た目ではわかりません。だからこそ大切なのが、バッテリーの定期的なチェックです。整備士によるプロの目で最新の高性能テスターを用いて確実にチェックするジェームスのバッテリー無料点検を活用しない手はありません。突然のバッテリー上がりで立往生することがないように、定期的なバッテリー点検を心がけて、安心で安全な運転を楽しみましょう!